こんにちわ!やっさんです。
このHPに訪れたということは、Fラン大学から逆転する方法をお探しだと思います。
結論から言えば、Fランから逆転するためには、私の経験から大学院ロンダリング(大学院かたの転籍)が最も確実だと考えています。

私自身も偏差値45くらいのEラン?Fランを学士として卒業し、大学院ロンダによって旧帝大に進学することで、現在一部上場(プライム)の化学メーカーに勤務しています。
Fランからが逆転するには、下記の大学院へ進学を検討していきましょう。なぜこの大学院であるのかも含めて後述していきます。
おすすめの大学院
- 神戸大学
- 京都大学
- 九州大学
- 東北大学
- 奈良先
- 北先
それではまず、大学院ロンダとはどんなことなのか、から話していきます。
Fランから逆転する方法である大学院ロンダとは
大学院ロンダ、大学院ロンダリングとは、大学から院試(大学院に入学する試験)に合格し、別の有名関大学に進学する方法を指します。
通常大学から大学院の修士過程に進む場合は、同じ大学に進みますが、別の大学院を受験しますので、試験もあります。
大学院ロンダを検討している人は申込み書や試験の受験時期などを早めに把握するためにも、最後まで本記事を読んで、ロンダリングのスケジュールのイメージをつかんでおきましょう。

私が大学院ロンダに至った背景
私がロンダした理由は、先輩の内定した就職先から、将来自分がお金で困る姿が生々しく想像できて絶望したためです。
皆さんも自分の大学の先輩が内定した就職先を伺ってみてください。
就職先の名前 年収とグーグルで検索すれば、平均年収が見えてきます。もし知った平均年収が自分の満足いく内容であれば、これ以降の内容は知らなくても良いのでそっとこのサイトを閉じることをおすすめします。
逆に、不安になったり、焦りを感じるのであれば、以下の内容を参考までに読んでおくことがおすすめです。
話を戻して、私の先輩の内定した就職先について話を戻します。
先輩の内定した就職先の年収から将来のつらい自分が見えてきた
私は偏差値45くらいの大学の理学部に所属しており、当時の私は何も考えずに思いっきり大学生活を楽しんでいました。

そのためもちろん成績もよくなく、偏差値45の大学でも成績は中の下くらいで、当時の私は、まぁ就職なんて何とかなるだろう程度のことしか考えていませんでした。
時間が経ち、理系の学科だったこともあり、研究室に入ることになり、実験に追われる日々を過ごすようになりました。
そうして過ごすうちに、お世話になった先輩達が卒業をまじかになり、そろそろ卒業、就活が自分にとっても他人事ではいられないようになってきました。
そこで、先輩に就活方法や、内定していた就職する企業のお話を伺ったんですが、どの企業も知らないばかりでネットで調べるとやっとわかるレベルの企業でした。もちろん、色んな先輩にも聞いてみましたが、いずれも知名度もなく、正直しらない地元のメーカーばかりです。

そう思って平均年収を調べてみると、さらに絶望し、かなり年収も低いメーカーであったことを覚えています。
日本の平均年収、いくかい、かないか微妙なラインで、この年収では一人暮らしがやっと、結婚して子供を育てるなど難しいと感じ、将来への不安から逆転する方法を探し、大学院ロンダに至っています。
逆転するためまず大学4年生で就活をやってみた
年収が低くて、お金に困る生活は嫌だと思い、就活で大手企業に内定を貰うことで逆転を考えました。
大手のセミナーに参加しようとしても予約が取れず、なぜか地元の友達で、有名大学に進学した友達はセミナーに予約できる。
これが、学歴フィルターか、、、と感じました。就活という状況でもしんどいのに、さらにフィルターをかけられると大手企業への就職の道のりは厳しくなります。
たとえ、書類選考に通っても、集団面接では名だたる有名大学の学生ばかり。
当然、遊んでいただけの自分では学歴も、自信も劣っており、正直、ムリゲーだと感じたことを覚えています。
難関大学の学生に比べて、何か突出した強みがあればいいのですが、正直遊び倒していた自分にはそんなものありません。
これは無理だと思いすぐに就活はあきらめ、別の方法を探しました。
そんなときに光明が
そんなときに一部の先輩は有名大学の大学院に進学することを耳にしました。しかも、その先輩はそんなに成績優秀ではないはず??
実際に試験難易度も聞いてみましたが、そんなに難しくなさそうな感触でした。
実際に今の大学と有名大の院試の過去問を見てみると確かにそんなに難易度に差がない。

大学院ロンダのメリットとデメリット
ここから私が思う大学院ロンダのメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
①就職先の年収が桁違いで高い
有名大学の就職先と自分の大学の進学先を見比べてみてください。
学科のHPに卒業生の就職先が記載されているはずです。
調べてみるとわかりますが、それぞれの就職先の平均年収を比較すると明らかに難関大学の方が年収が高いです。
(私の場合は200万ほどロンダした大学院のほうが高かったです。)
どちらの大学院でも、同じような実験をして年収が200万変わるなら、年収が高くできる可能性がある大学院に進むことがよいと思います。
②就活で有利
①にも重なりますが、就活では有利です。
私はFランでの就活時に難関大学の学生に挟まれ、肩身の狭い思いをしましたが、大学院で旧帝大に進学できたので、逆に就職が有利となりました。
就活ではあなたの頑張ったことは?みたいなことを鉄板で聞かれますが、有名大学に挑戦して入学した。
新しい環境に挑んだなど就活でも大学院ロンダの経験は生かせます。
③結構穴場の大学院がある
就職のよい大学院が実は知られていませんがあります。
いわゆる大学院大学と呼ばれるものです。
おすすめの大学院はのちほどご紹介していきますね。
④就職支援がしっかりしている
就職支援のサポートが手厚くなっています。例えば履歴書、自己PRの書類など、長年就職支援を実施してきたスペシャリストが在籍します。そのため、書類ももちろんですが、面接対策もしっかり準備でき、準備の時点でかなりFランに比べると有利となります。
大学院ロンダのデメリット
こちらではデメリットについて話していきます。
①慣れない環境になる
慣れない環境で実験なり、学習なりを進めていく必要があります。
そこが一番難しいところです。
②知り合い0からのスタート
知り合いがいない状態から2年過ごすことになります。
心細くなるときもあると思います。
そんな時は遊んだり、好きなことに取り組みましょう。
③お金がかかる
大学で住んでいた場所から引っ越し費用が掛かるので、少しその分お金がかかります。
また、大学院に2年通うためその分の費用も必要です。
国立大学である場合、一般的には授業料が54万円/年、入学料が28万円となります。
基本的には、国公立大学で修士を修了するのに約136万円かかります。
大学院ロンダは修士?博士どちらのタイミングがいいのか?
大学院ロンダを使用する場合は大学から大学院に進学する場合に限ります。
修士過程から博士過程に進む際にも同様にロンダリングは可能ですが、博士過程での採用先は少なく、そもそも博士過程に進むことさえも得策ではありません。
教授になる道を進む場合には検討してもよいかもしれません。
コスパがいいのは修士卒です。
狙い目の大学院は
ずばり有名大です。
下記には大学受験と大学院の受験の倍率を示しました。
どの大学院も入試に比べて院試は倍率が半分程度になっており、かなり倍率が低いことがわかります。
過去問を数年解けば傾向もわかるので、半年くらい頑張れば何とかなるレベルです。
あとは大学院大学です。
大学学部をもたない、大学院だけの大学。独立大学院ともよばれます。
つまり、誰でも0からスタートしているので環境になじみやすいのが特徴です。
例えば、OIST、奈良先端科学技術大学院、北陸先端科学技術大学院などが挙げられます。
とは言え有名大学院もしっかり過去問を対策すれば入試ほどの難易度はありません。
私の卒業した大学では、九州大学、神戸大学、京都大学に進学した人がいました。
実際Fランから大学院に進学する人は一定数います。
誰でもその方法を知らないだけです。
大学院の試験、院試とは
大学院に入るためには院試の突破が必要です。
大学院では面接と筆記試験を設けています。
面接がありますが、正直名ばかりなので筆記に全集中してください。
大学院の申し込み方法、申し込み時期
申し込み時期
申し込み期限は4年の7月中旬~末あたりになります。
院試は大学によって試験日が異なりますので、かぶらない限り受験できます。
よさそうな大学院の目ぼしをつけたら、大学院のHPから過去問を探してみましょう。
現時点の知識と過去問をみて入れそうか考えてみてください。
http://を下記アドレスにはつけてください。
- 神戸大学(募集要項:www.eng.kobe-u.ac.jp/web_policy.html)
- 京都大学(募集要項:www.kuchem.kyoto-u.ac.jp/master_past_issues.html)
- 九州大学(募集要項:www.tj.kyushu-u.ac.jp/exam/past_question_request.php)
- 奈良先端(募集要項:www.naist.jp/admission/exam/guidelines/)
- 北陸先端(募集要項:www.jaist.ac.jp/admissions/application-guide/guide-m.html)
- 東北大学(募集要項:www.che.tohoku.ac.jp/admission/)
申し込み方法
各大学院のHPにアクセスすることで志願届を入手できます。
また院試にはTOEICのスコアが必要な場合があるため、早めにTOEICの時期を確認しておきましょう。
費用
前述した通り、国立大学である場合、一般的には授業料が54万円/年、入学料が28万円となります。
基本的には、国公立大学で修士を修了するのに約136万円かかり、+αで家賃と食費という形です。
研究室の選び方
ロンダする大学院候補を決めたら、どの研究室に入るか決めていきます。教授のHPに入り、卒業生情報を探って、自分の進学したい就職先に実績がある研究所を選びましょう。
一度入社した実績があると、先輩がリクルーターとして就職先から研究室に訪れる場合があり、企業によっては、リクルーターから後押しがあれば、就職しやすくなるリクルーター推薦などもあります。
志望する大学院と合わせて、研究室もしっかり選んでいきましょう。
院試対策
専門(化学など)
HPに飛んで過去問を入手します。
その後過去問を解いていきましょう。この過去問を解くことが、結構大変なので、先輩などにロンダしている人がいれば、その人に回答した用紙をもらうといいです。
あとはひたすら過去問を解いてください。
院試対策などありますが、正直無駄です。
過去問の学習あるのみです。
TOEIC
ほとんどの大学でTOEICのスコアが求められます。
TOEICはしっかり文法ごとの回答対策や単語を覚えていないと回答できません。
出る単特急金のフレーズを一冊暗記することと、文法特急でTOEICのパターンを覚えていきましょう。
詳しい学習の方法はコチラの記事にまとめています。↓
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私もこの学習方法で450から700までスコアアップさせることができました。
また、下記記事に記載しているように、就職時にもTOEICのスコアは重要になってきます。
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覚えていて損はないと思います。
大学2-3年生に移り変わる時期に一度希望する大学院を選定しておくことがおすすめです。
少しでも参考になれば幸いです。