そんな人に向けてFラン卒の私が、不安を解消する方法をご紹介していきます。
本記事の信頼性
私は、Fラン卒からAランに大学院ロンダしました。
自身の経験から、Fランの実情、不安を解消する方法をご紹介していきます。
結論はこちら
結論から言えば
- 思いっきり大学生活を楽しむ!
- 教育レベルは教授次第
- Fランの就職先の平均年収は実はそこまで低くなく450万程度
- 有名大に大学院ロンダする
- 教授の共同研究先に就職する
- 公務員を目指す
ことが大切です。
Fランの実情はそんなにひどくありません。
私自身もFランに入る時に教育水準や、就職率に不安を感じていました。
私の同じような不安を抱いている人も多くいると思いますので記事にしていきます。
何はともあれしっかり楽しんで、学習する
もちろん色んな不安はあると思いますが、大学生活を思いっきり楽しみましょう。
入社したからには、もう覚悟を決めるしかないです。
大学を受け直す、自身で企業する。
色んな方法がありますが、一般の学生には難易度が高いものばかりです。
そんなことより思いっきり楽しむことが実は就職にも有利になります。
友達と一緒に楽しむ、サークルに入る、テスト、単位をしっかりとる。
楽しんで色んな経験をしていきましょう。
- 趣味は?
- あなたの強みは?
- あなたの弱みは?
- 学生生活で頑張ったことは?
- 誰かと一緒に頑張った記憶は?
など就活の面接時は色んな面で自分に質問が投げかけられます。
仕事仲間になるあなたが、一緒に楽しく仕事が出来るのか確認しているんです。
そんなことより、あなたの伸びしろが見られます。
- 教えたことをしっかり出来るか
- 規則を守れるか
- 集団で仕事が出来るか
- 困難があっても逃げないか
などを質問の中で聞かれていると考えてください。
そのために、思いっきり大学生活を楽しみましょう。
夢があるのなら、その夢に最短の道を進んでください。
夢がなければ、単位をしっかり取り、将来の選択肢を広げる準備をします。
教育のレベルは教授次第
Fランだから教育レベルが低いのでは・・・
と悩む人はいますが、こちらは教授次第なところがあります。
残念ながら一般教養、語学(英語など)など専門性が低いものは、レベルとしては低いです。
私の場合は大学の初めの英語はABCの歌からでした。。。
ただし、一般教養などは自分で学習できるので問題ありません。
実際私の大学のTOEICの平均は400ほどですが、私は700点くらいになのでカバーできます。英語学習の方法は別記事に挙げますね。
専門性の高い授業は、教授のやる気次第なところがあります。
私の大学はFランでしたが、教授自体は東大や阪第、東工大など出身の教授が多かったので教授自体のレベルはかなり高いと思っていました。
ただし、教授の本職は研究なので、そこまで授業に力を入れていないのが実際です。
知識をしっかり付けたければ、大学の掲示板や先輩から評判のいい教授を聞いたりして、その教授の授業を取ったり、研究室に入ることがおすすめです。
どの教授に研究室に入れるかも結局は成績の良い人からとなりますので、しっかり単位をとってよい成績を収めることが重要です。
Fランの平均年収は450万ほど
専攻や入った研究室の教授の力にもよりますが私の場合は450万ほどでした。
詳しくはこちらの記事に記載しています。
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450万は日本の正社員の給料ほどです。
また、学卒で就職するのか、大学院卒で就職するのかにもよります。
私のおすすめは大学院に進学することです。
学生生活も伸びますし、将来の年収を上げるチャンスなのでお金や時間に余裕があるのなら進学をおすすめします。
就活の際には学歴フィルターも多数実際にあります。
差別というより就活の選考を効率よくすすめるためです。
もちろん、Fランにも優秀な人材はいますが、難関大学の方が優秀な人材がいる割合が高いと考えられることから、その中から内定者を選ぶ方が確率的に高いと考え宇野ではないでしょうか。
ただし、自分の研究室と全く違分野の仕事がしたい、営業職に進みたい人は学卒で就職することがおすすめです。
どんな職種に就きたいかわからない人は下記の記事で職種の働き方のイメージを掴んでみることもおすすめです。
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Fランでも年収を上げる方法はある
Fランからでも年収を上げる方法はあります。
それはFランの大学院に進学する、または就職率の高い大学院に進学することです。
Fランでも大学院(修士課程)に進むことで、初任給も学士より高くなりますし、就職後も実際に昇進スピードも変わります。
さらに年収を上げたければ就職率の高い大学院に進学することをおすすめします。
私はこの方法を使って今は年収750万ほどになりました。
入社して転職する方法もありますが、おすすめは就職率の高い大学院に進学することです。
方法やおすすめの大学院は下記記事に記載していますが難易度は高くありません。
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もちろん苦労することもありますが、私は別の大学院に進学してよかったと思っています。
理由は、Fラン卒の同期よりも年収がかなり高いことや、大学院を高いレベルに進学した経験は就職活動でも話せる題材となり、チャレンジ精神の高いことをアピールできることにつながるためです。
大学院に進学が難しい場合は教授のコネを活用する
大学院への就職が難しい場合は教授のコネをフル活用します。
教授は何かしら企業と共同研究している場合が多いです。
その企業に教授から売り込んで頂いて就職します。
そのため3年次の研究室の選定の場合にはしっかり、共同研究をしているのか、教授にコネがあるのかしっかり調べておくことがおすすめです。
おすすめの調べ方は2つあり
・先輩に聞く
・教授のHPで卒業生の進学先を調べることです。
HPには、卒業生の進路を記載している場合が多くあります。
これは、教授側も研究を進めるために優秀な人材を集めるため、この卒業生の進路を活用して研究室へ人を集めようとしているためです。
HPがない場合は、少し進路には期待できない可能性がありますので注意です。
無難に公務員を目指す方法もある
就活となると、Fランでは学歴フィルターがありますので、公務員を目指すこともおすすめです。
実際にFランから公務員を目指す人は多数います。
その中でも比較的難易度の低い地方公務員を目指す人が多いです。
地方公民と言っても大きく6種類あります。
- 行政職:都道府県庁や市役所、区役所などの出先機関で働く職種
- 技術職:建築土木電気農業化学などの専門知識を活かして、インフラの整備をする職種
- 専門職:看護師や薬剤師、司書など、特定の免許や国家資格を必要とする職種
- 公安職:警察官や消防士など治安を守る職種
- 福祉職:介護福祉士や点字通訳者など福祉に関わる職種
- 心理職:児童心理士心理判定員など心理に関わる職種
自分の性格ややりたいことに合わせて選定することをおすすめします。
行政系の職種
行政職は、市役所などの住民課戸籍課年金課などの部署で働きます。
また、住民登録や戸籍関連、地方税の事務作業、小中学校の運営や、医療介護福祉年金の手続き、保健、水道事業、ごみ収集と処理。それらの窓口対応などです。
行政事務の平均年収は625万円です(総務省HP)。
技術系
土木系
河川、上下水道、公園、港湾、砂防など、インフラと環境の整備を行う職種です。
事業計画、予算管理から、測量や設計、発注、監督、維持管理などが主な仕事です。
平均年収は、おおむね350万~450万円といわれています。
専門知識を勉強することは大前提として、民間業者との打ち合わせなども多いので、人付き合いが得意、人見知りしない人が向いています。
建築職
庁舎や出先機関、学校や図書館などの施設について、安全性や利便性の対策、整備を行います。
また、前記のような一般施設以外にも、浄水場や下水処理場、橋梁、トンネルなどの新設工事や増築工事に関して、企画立案や監督、メンテナンスなどを行います。ほかにも、景観の維持、文化財の管理などが加わります。
試験内容は一般教養以外に、建築計画施工、構造力学など専門知識も問われます。
建築職の平均年収は、自治体ごとに違うようなので募集要項な市役所の募集を確認ください。
福祉系
福祉系公務員は、ケースワーカーとして児童相談所や福祉事務所で働くことが多くなります。指導員や相談員として、訪問者の指導、相談、調査を行います。
多くの自治体で「社会福祉主事任用資格」が必要になります。また、無資格でも大丈夫な自治体もあるので、募集要項を確認するようにしてください。
福祉系の職種の平均年収は531万7,737円です(総務省HP)。
相談内容は十人十色で、臨機応変に対応できる柔軟さがある人が向いていると言えます。
心理系
心理学の専門知識を活かして働く公務員です。
住民の心のケアや、カウンセリングを行うのが主な業務となります。
心理判定員は、身体障害者更生相談所や知的障害者更生相談所などで、障害者の心の状態を把握するための面談や、検査を担当します。また、障害者が就職し、安定した生活を送れるように、職能判定員の業務を兼務することもあります。
心理判定員の平均年収は各自治体で異なります。
東京都の場合、35歳課長代理のモデル年収が620万4000円です。
大学で心理学を専攻していた人は、特に向いています。
専門系
公立学校の教員や、保育士なども専門系といえます。
資格免許職とも呼ばれ、各専門分野のスペシャリストとして働きます。受験資格に年齢だけでなく、指定された資格。免許を取得していることが条件になるので、専門系の公務員を目指す場合、まず資格の取得をしておきましょう。
教員
公立学校の教師です。幼稚園、小学校、中学校、高校、特別支援学校があり、それぞれ教員免許が必要になります。取得したい教員免許に対応する教育課程のある大学、短大で規定単位を取得し、卒業後に各都道府県教育委員会に教員免許状を申請しましょう。
大学によって教育課程が異なるので、自分が取得したい教員免許が取れるかどうか確認しておきましょう。また、文部科学省から認可を受けた大学でなければだめなので、そちらもしっかり確認してください。
教員の平均年収は667万5559円です(総務省HP)。
教員は、生徒を優先しなければならないシーンがたくさんあります。また、自分の価値観を押しつける人では難しいので、価値観に柔軟な人の方が向いてると思います。
警察官
警察署は、地域警察部門、刑事警察部門、交通部門、生活安全部門、警備部門、警務部門に分かれており、採用後にどこに配属されるかは選べません。
また、採用条件として、身体検査と体力検査があります。
警察官の平均年収は693万4,830円です(総務省HP)。
警察官は、公務員の中でも危険の多い仕事です。事件や事故はいつ起こるかわからないので勤務時間は不規則になります。
精神力と忍耐力がある人が向いています。
消防官
消防は、住宅街やビル群、山間部で発生する災害の消防活動、救助要請などに携わります。
消防官は「消火隊」「救急隊」「救助隊」の3つのセクションに分かれます。消火隊は、火災現場で消火活動を行います。消火だけでなく、周囲の状況を瞬時に確認、把握して二次災害を防ぐのも重要な仕事です。
救急隊は、急病人やけが人が出たときに、現場で応急処置を行い、病院へ搬送します。3つの隊の中で、もっとも出動頻度が高くなります。
救助隊は、自然災害や交通事故などで人命救助を行います。大規模災害の場合は、自分の自治体を離れて活動することもあります。
消防官の平均年収は608万433円です(総務省HP)。
消防活動はチームプレー人から信頼される誠実な人柄と、規律を守れる人が向いています。
まとめ
Fランに入る前や就職が近くなると不安なことに直面します。
しかしながら、上記のように解消する方法はありますので、一度検討してみましょう。
最後にもう一度整理しておきます。
- 思いっきり楽しむことが大事
- 教育レベルは教授次第
- Fランの就職先の平均年収は450万程度
- Fランでも大学院に行けばよい
- さらに年収を上げたいなら就職率の高い大学院に進学する
- 大学院への進学が難しい場合は教授の共同研究先に就職する、コネを使う
- 公務員を目指す