こんにちわ!
やっさんです。
この記事に訪れたあなたはメーカーの年収を知りたいはずです。
今日はEDINETによる年収の調査方法をご紹介します。
こんな方におすすめ
- メーカーの年収を知りたい
- 勤続年数(ホワイド度合い)を知りたい
- 安定性を知りたい
以上のことを調査できます。
筆者の自己紹介
- 化学系開発者として10年近くメーカーに勤務
- 転職経験あり
- 30代、妻、娘が1人の3人家族
- 就活時の内定率:80%
- 転職時の内定率:75%
本記事で紹介する年収調査は企業が提出している資料であるため、信憑性が非常に高い情報です。
就職、転職など企業の絞り込みに有効活用しましょう。
EDINETでわかる3つのこと
こちらではEDINETでわかることを解説します。
安定性
安定性を安定性を調べるためには、自己資本比率や経常利益を確認します。
自己資本比率とは
自己資本比率とは、総資本における自己資本の比率を指します。
自己資本比率は、企業の財務の安全性を分析するために用いられる指標です。一般的には自己資本比率が高い方が負債が少ないということになり、財務健全性が高い企業と判断されます。
引用元:自己資本比率で企業の安全性を把握!計算方法や見方のポイントを解説
経常利益とは
経常利益の「経常」とは、「特別」に対する言葉で、常に変わらず一定の状態という意味です。
「経常利益」は会社の中心となる事業で得た利益です。ある営業利益に営業外損益を加減して得られます。そして、経常利益に特別損益を加減して得られるのが「税引前当期純利益」です。
引用元:経常利益とは?意味や営業利益・当期純利益…他利益との違い
ホワイト度合い
ホワイトがどうかは簡単に言えば、勤続年数が長いかどうかです。
働きやすければ、その分会社に長く務めることになりますので、ホワイト度合いとしては、勤続年数を指標に出来ます。
年収
年収は色んなHPに記載されていますが、メーカーが発信する情報が間違いありません。
転職サイトやOpenWorkなど口コミサイトはありますが、この平均年収の情報の取り扱いは注意が必要です。
理由は簡単で転職サイトや、口コミサイトには転職を考える人の口コミが書かれているからです。
転職は若い世代にチャンスが多いため、若い人の書き込みが多ければ、年収としては低くなります。
また、年収は同じ企業の30台でも福利厚生によって変わってくるため、あてにならない可能性があります。
例を挙げて話していきます。
■30代Aさん(こども、専業主婦の妻3人の場合)
こども手当、妻の手当で毎月+4万、基本給30万だとして月給は34万です。
■30代Bさん(独身)
手当がないため月給30万
このように月4万かわれば年収で48万ほど変わります。
口コミの母数が少ない口コミサイトではか年収が左右されますし、残業時間によっても変わります。
そのため企業の発信する情報を利用することが好ましいです。
EDINETの使用方法
それでは早速調べ方についてご紹介します。
EDINETを開く
EDINETを開きます。
リンクはコチラ
リンクを開き、①検索したい会社名、②有価証券報告書、③(検索)をクリックします。
すると、有価証券書のPDFが出てきますのでクリックするとPDFが開けば必要な情報を確認できます。
確認する場所
EDINETで検索したPDFを開いた下記項目を確認しましょう。
- 【主要な経営指標の推移】(2)提出会社の経営指標等
- 【従業員の状況】(2)提出会社の状況
【主要な経営指標の推移】(2)提出会社の経営指標等
ここでは、経常利益(儲け)の推移と自己資本比率を確認できます。
形状利益は伸びていることが好ましいですが、中々大手になるほど横ばいの場合が多いです。
そんな時は、安定度の指標として、自己資本比率を確認しましょう。
製造業の平均は50%程度なので50以上であれば健全で安定性の高い会社と言えます。
自己資本比率は製造業において50%以上であれば健全と言える
ちなみに全産業の平均は40%程度です。
【従業員の状況】(2)提出会社の状況
ここでは、勤続年数と年収を確認できます。
平均の勤続年数や年収を確認できます。
以上の方法で会社の安定度、ホワイト度、年収を確認できます。
メーカーの年収を調べるのが面倒な人
そんな人のために年収や自己資本率、勤続年数を整理した記事を書きました。
よければ参考にして頂ければ幸いです。
注意事項
非上場企業などでは、経営指標などは確認できない場合が多いです。
そんな時は業界地図を確認することをおすすめします。
業界地図でわかること。
業界の会社の力関係や付き合いのある企業、年収、業務ないようなどを把握できます。
メーカーにも色んな業種がありますので、就職する際には業界地図を読むことをおすすめします。
業界地図の活用方法については別途記事にしていこうと思います。