

転職したいけど、どういった状況で、どういう人が向いているんだろう?
目次
議論に値する根拠について
■私の経験/経歴
- 30代で転職を経験(開発職)
- 転職面接時に3社中2社内定(化学系一部上場企業、外資系大手化学メーカ)
- 新卒時のメーカで3拠点以上異動 合計特許20報以上、新製品量産も2件以上
転職を考えた方が良い職場の状況について
- 上司が信頼できない
- 上司間での意思疎通が取れておらず、方向性が毎回ぶれる
- 自分で決められる権限の範囲がせまい
- 周りにモチベーションが高い人がいない
- 上記が提案や部署の異動により解決できない場合

上司が信頼できない
上司が信頼できない場合は異動希望か辞めましょう。自分の仕事の方向性を相談したり、重要な決定を下す際の上司が信用できない人の場合は環境を変えましょう。
ただし、ここでいう信頼とは仲が悪いということではありません。仲が悪くとも冷静で優秀な上司もいますし、上司だけではなく自分が悪い場合があります。
上司間での意思疎通が取れておらず、方向性が毎回ぶれる
例えば課長と部長がコミュニケーションが取れておらずに、反対の支持が両方くる板挟みの場合どうしますか。
この状況はあなたにメリットはなく、ストレスだけつのり成長できない状況で是正できない会社やシステムがよくないです。本来会社は指揮系統を明確にするために上下関係があるのに本末転倒です。
そういった場合は辞める考えを持ってもよいかもしれません。

自分で決められる権限の範囲がせまい
これが最も大事です。人が不安に陥る状況というのは実際に状況をコントロールしているかではなく、自分で状況をコントロール出来ていると感じることが心理学の結果から出ているようです。
自分で判断できる権限が多い方がコントールしていると思えることが多く精神衛生上好ましいです。
また、自分に与えられる権限の広さ=信頼だと思うので仕事に打ち込む意欲もかわります。
また、判断を自ら下すためには自信で考える必要があります。しっかり考える状況は辛いですが、自己成長には必須です。自己成長の場が少ないことは致命的です。

周りにモチベーションが高い人がいない
成長を促進させるために大事なことの1つは環境です。自分より優れると感じる人やともに頑張れそうな人、成長したいと常に思っている人がいるかどうかで、目標やモチベーションが変わってきます。
今は良くても、終身雇用は終わってきています。自分で生き残る力がない人は自分だけでなく、家族も守れません。
上記が提案や部署の異動により解決できない場合
すぐに異動や辞めることをオススメしません。人のせいにして嫌な状況を逃げた場合は将来同じ状況に陥った場合、誰かのせいにして逃げます。
大事なのは本当に自分で状況を変えられないか試みることです。
上司が信頼できないのであれば、更に上の上司に相談したり、モチベーションが低い人が多いなら、自らモチベーションを高める活動を行いましょう。
トライしてみて、もう自分でやれることがなく、自分を成長させるための手段が自信を持って異動や退職といえるなら行動に移しましょう。
異動/転職のデメリット
転職や異動は最後の手段です。転職や異動はデメリットも存在します。
■転職/異動のデメリット
- 人間関係が0スタート
- 実績も0スタート
- 転職、異動先で上手くいくとは限らない
ですので①本当に異動や転職しか手段がないのか、②異動や転職の目的は何なのか?(自分の成長を期待した目的なのか?)
①、②を自信を持って答えられる状況にないと、異動や転職先で辛い状況に合った場合後悔し、こんなはずじゃなかったと思うことになります。
転職に向いている人
- 人に何を言われても平気な人(ダメージは受けても無視できる人)
- 論理的に判断出来る人
- 異動や転職に際して目的がはっきりしている人
- 会社にとらわれずに、自己成長して生きていきたい人